『シャーロック・ホームズで読書会を開こう』の書籍が届きました【 Lulu 版】

シャーロック・ホームズの読書会を書籍化したことについて、以前書きました。

ホームズ読書会が書籍化しました – Sherlock Holmes Topia
https://sh-topia.com/2018/10/07/handbook-published/

書籍は2種類のプラットフォームで販売しており、一つが「製本直送」で、もう一つがアメリカの「Lulu」というサービスです。

そのうち製本直送からの書籍が届いたことについては以前ブログで書きました。

『シャーロック・ホームズで読書会を開こう』の書籍が届きました【製本直送版】 – Sherlock Holmes Topia
https://sh-topia.com/2018/10/11/holmes-book-seihonchokuso/

さらに、Lulu 版が届きましたのレビューをします。

Lulu は 10 月7日に販売を開始し、その日のうちに書籍を注文しました。10 月9日には出荷完了メールが届き、実際に届いたのが 10 月 24 日です。注文してから2週間強で届いたわけです。

書籍はニュージーランドから届きました。Lulu は世界中に印刷所があるようで、これまでニュージーランド以外にもアメリカや、オーストラリア、フランスなどからも届いたことがあります。

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書籍代が 10.99 ドルですが、本の著者自身が買うと少し割引になります。送料は 8.99 ドルです。計 2,200 円ほどでしょうか。Lulu は時々送料無料キャンペーンをやっているので(日本への発送にも適用されます)、その時買うとお得です。製本直送は書籍代が 1,200 円、送料が 216 円なので合計 1,416 円です。

サイズは同じ A4 サイズ。綴じ方も同じ無線綴じです。

表紙は Lulu はツルツルしたもので、反射率が高いです。製本直送はマット加工でソフトな触り心地です。

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製本直送は「B7 バルキー」という用紙にしたので、やや黄色っぽい色の用紙ですが、それと比べると Lulu の方は真っ白で画用紙っぽく見えます。ただ、本全体の分厚さは 90% ほどになりました。Lulu の用紙の方が薄いようですが、製本直送の方が裏面のページが透けて見えます。

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上が製本直送、下が Lulu 。製本直送のほうが、わずかに黄色っぽい紙。

文字の印刷のクオリティに違いはありません。ただ、写真に関しては Lulu の方が色調が豊かです。製本直送は色が潰れているところがあります。

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Lulu で残念だったのがツメ(インデックス)がちゃんと断ち落としされていなかったことです。ツメがページの端まで塗られていません。ちゃんと正しく設定したはずなのですが・・・。

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今回の書籍はパラパラマンガを付けました。製本直送の本が届いた時に、一部マンガがずれていることに気付きました。自分の設定ミスかなと思っていましたが、Lulu では正しい位置にマンガが印刷されており、ちゃんとパラパラマンガがうまく動きます。よくよく製本直送と Lulu の本を比べてみると、製本直送は印刷位置がずれているページがあるようです。さらに、ページの面と裏でページ番号の位置を比べると一番よく分かりますが、製本直送はページの表と裏で位置がずれています。一方 Lulu はピッタリ一致しています。

製本直送と Lulu でどちらがいいか、それぞれ一長一短ですが、トータルのクオリティーを考えると私は Lulu の方がいいと思いました。

【2020/05/16 追記】
現在は Lulu での販売は停止しています。

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