[読書メモ]『詳注版シャーロック・ホームズ全集 (7)』

p25
たいへん美しい娘で、彼女に夢中になった若い者がときどき家のまわりをうろついています。

p27
しなし、表面的な魅力に惑わされずに冷静に考えてみますと、冷笑的な口調といい、ときおり見せる目つきといい、きわめて疑わしい人物であることは間違いありません。

p60
彼はサイドボードの上で、骨つきの牛肉のかたまりから一切れ切り取って、二枚のパンにはさんでサンドイッチをつくると、その粗末な食料をポケットに突っこんで、冒険に出発した。

p69
あいつがどんな甘い言葉をささやいたかは悪魔のみぞ知るです[。]

p89
ホームズは目的もなく休暇をとるような男ではないし、青ざめてやつれた顔は、彼の神経が極度に緊張していることを示していた。

p90
ここだけの話だが、最近スカンジナヴィア王家とフランス共和国のためにいくつか事件を手がけたおかげで、これからは悠々自適の生活を送り、好きな化学の研究に専念できる身分になったんだ。

p100
きみの調査ぶりを眺めるのはじつに知的な楽しみだった。

p114
「イングランドの母」なるカンタベリー

p125
ロンドンの空気はぼくのおかげでずいぶんきれいになった。

p127
『苦難の際こそ冷静でいることを忘れるな』

p155
ヴァイキングの時代以来ノルウェー人は放浪・冒険の精神に富むと一般に考えられている。

p175
この派の人びとの間で評判のよいもう一つの見解がある。それは大空白時代のホームズは連合国側のスパイ活動をしていたので、自分の訪れた国についてワトソンに慎重な口をきかねばならなかった、という解釈だ。

p212
頭の回転というのはじつに速いもので、ぼくはこれだけのことを、モリアーティ教授がライヘンバッハの滝壺に達するまでに考えたんだ。

p221
この日モリアーティもモランもどうかしていたのである。我々もシャーロック・ホームズ同様、このことを有り難く思わねばなるまい。

p268
すまないが下へ行って、ドアを開けてやってくれないか。善良な人間たちはもうとっくに寝ているからね[。]

p332
イギリスでは ‘city’ は英国教会主教座聖堂(カシドラル)のある町を指し、それ以外はどんなに大きくても ‘town’ と呼ぶのが普通。

p335
学問的道楽

p356
たいていのインド人がそうですが、物静かな神秘的な青年です。

p388
とはいうものの、彼は生まれつき冷酷なことはできない性格だったから、すらりと背が高く、堂々としていて気品のある、若くて美しい女性が、夜おそくベイカー街へ訪ねてきて、ホームズに助力と忠告を求めたいと言えば、やはり話を聞かないわけにはゆかなかった。

pp469-470
現場にあったもので、問題にしなくていいものなんてものは一つもないはずだよ。

p555
どう考えたって、この国の陪審員たちは、まだレストレードの並べる証拠よりも、ぼくの推理のほうを重視するほど、知能が高くないもんなあ[。]

p569
「ぼくは今、消化のためなんかに、精力や神経を使っていられないんだ」

p588
火事だと聞いて、じっとしていられるような男ではないだろうとも思った。

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