[レビュー][TV 映画] マット・フリューワー版『バスカヴィル家の犬』

先日の「バスカヴィル家の犬」読書会までに観ようと思っていて時間がなくて観れなかった、マット・フリューワー(Matt Frewer)主演の『バスカヴィル家の犬』の TV 映画を観てみました。ビデオはいつ入手したか忘れたぐらい長く持っていましたが、ずっと放置していました。

2000 年カナダ制作で、私は観るのは初めてです。マット・フリューワーのホームズを観るのもたぶん初めて。

The Hound of the Baskervilles (TV Movie 2000) – IMDb
www.imdb.com/title/tt0264695/

うーむ、ちょっと B 級映画っぽいです。作りが雑です。あまり魅力的なキャラがいないのも残念です。

ホームズのキャラがおどけた感じでちょっと変わっています。

あまり原作通りにやろうとはしていない感じです。セルデンもヒゲがありません。そういう細かいこと以上に、大事な原作の面白い部分がほとんどオミットされています。

ロンドンでディアー・ストーカーをかぶっているのは、ディアー・ストーカー本来の使い方とは違いますね。そういうホームズ映画はよくありますが。

ホームズが食べかけのリンゴを道に放り投げるシーンがありますが、そういう粗野な行動はホームズっぽくないです。まずそんなホームズは見たくない!

それとこの映画ではホームズが原作以上に何もしていません・・・。

サー・ヘンリー役の俳優の Jason London はどこかで見たことがある顔です。あるいは見たことがないけれど、どこにでもいそうな顔にも見えなくもありません。サー・ヘンリーを演じる俳優としては、かなり若い部類だと思います。

おそらくカナダで撮影しているんでしょう。山が多くて景色がイギリスっぽくないです。イギリスはもっと丘ばかりで、のっぺりした感じです。それと荒れ地の怖さも伝わってきませんでした(グラナダ版やラスボーン版だと怖いんです)。

いろいろ不満がありましたが、犯人と犬の最後は悪くなかったです。原作ですら、犯人の最後が曖昧でモヤモヤが残るんですから。

評価:2/5

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