僕のパイプ・ルーティーン

普通のシガレット(紙巻たばこ)と違って、パイプは喫煙中や前後にあれこれ作業が必要になります。本やネットで調べて自分なりに確立した、「僕のパイプ・ルーティーン」を紹介しようと思います。

パイプは部屋ににおいをつけたくないので、いつもベランダで吸っています。屋根のないベランダなので、雨が降ったり風が強い日は吸うことができませんが、基本的に毎日吸っています。

体調が良くないときや、下手な吸い方をすると喫煙中や喫煙後に吐き気がする場合があるので、喫煙は1日1回、15 分のみとしています。体調がいい日が続けば調整して、少し時間を長くしたりすることもあります。

実際に吸うときに使うツールは、パイプ(=喫煙具)、パイプタバコ(=パイプに詰める葉っぱ)、マッチ、灰皿、パイプスタンド、コンパニオン、パイプ用 Zippo、Zippo 用補充オイル、ストップウォッチです。

パイプスタンドというのは、パイプを乗せて休ませるスタンドです(自作しました)。コンパニオンというのは、喫煙中にパイプタバコや火をいじって調整するツールがまとまったものですが、僕はパイプタバコを上から押さえるタンパーだけを使っています。着火は基本的にマッチを使いますが、風が強い日は Zippo を使います。でもオイルの補充が手間なのでマッチばかり使っています。ストップウォッチは喫煙時間の計測のためです。これらを工具箱に入れてまとめています。工具箱に入れているのは3歳の息子が簡単にはあけられない箱だからです。

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喫煙の準備としては、分解して干しているパイプを組み立て、そこに葉を詰めるところから始めます。ほんらいは複数のパイプを日ごとに交代で使って何日か休ませておくのがいいらしいのですが、僕は使いやすいパイプ1本だけを使っています。パイプを最低7つ買って曜日ごとにパイプを分ける、といったことをいずれかは実践したいです。

夏はベランダに蚊が寄るので、蚊除けスプレーを足や腕に吹きかけます。冬は寒いのでブランケットを膝にかけます。

パイプタバコのにおいが服につかないように、パーカーを着たり、夏は喫煙後にシャツを着替えたりします。ワイフは何年か前に禁煙をしたので、なるべくタバコのにおいを家の中に持ち込みたくないからです(ベランダで吸う理由の一つです)。

ベランダに椅子を置き、膝に工具箱を乗せてパイプスモーキング、スタートです。家の中でパイプタバコを詰めているので、すぐに着火から始めます。同時にストップウォッチをスタートします。iPad のタイマーアプリでも、喫煙終了時間になったらアラームが鳴るようにしています。

喫煙を始めたら、iPad のパイプスモーキング管理アプリを使って、日付、どのパイプタバコをどのパイプで吸ったか、喫煙時間は何分か、といったことを記録します。このアプリは自作しました。以前はノートに書いていましたが、集計などがしやすいようにアプリ化しています。

アプリへの記録が終わったら、iPad はしまって喫煙に集中します。考え事をしたり、瞑想の時間としています。リラックスをしていると、いいアイデアが浮かんだりすることも多いです。

アラームが鳴ったら喫煙終了。パイプの葉はすぐにコンパニオンを使って掻き出します。パイプを乾燥させるためには、すぐに葉を出したほうがいいからです。掻き出すときはにおいが出るので、ベランダで作業します。

室内に戻り、工具箱の蓋をしっかり閉めてにおいが出ないようにします。

喫煙自体はここで終わりですが、もう一つ作業があります。パイプをさらに乾燥させやすくするために、分解して干しておくのです。

しかし、喫煙直後のパイプが温まった状態だと分解時にパイプが割れたりして壊れることがあります。だから喫煙後2時間経ってから分解しています。分解といっても、吸口部分を取り外すだけです。分解して、モールという細長いコットンで中を掃除したり、外側はウェットティッシュで吹いたりします。喫煙後時間が経ってにおいもほとんど発生しないので、分解したパイプは部屋で干します。

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喫煙後2時間後に作業するとなると、作業することを忘れてしまいそうですが心配はいりません。アプリに仕掛けをしていて、2時間後にメールでパイプ掃除の時間だと通知するようにしています。

以上が僕のパイプ・ルーティーンです。試行錯誤を繰り返してこれに落ち着いています。自己流なので普通の人とは違うと思いますし、間違ったやり方の可能性もありますが、今後も改良を加えて快適なパイプスモーキングをしていきたいです。

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