「花婿の正体」は気持ち悪い?

5年前にシャーロック・ホームズ全集の読書会を開いたとき、まずは比較的ハードルが低い『シャーロック・ホームズの冒険』を課題図書としました。

その中で「花婿の正体」という事件がありますが、参加者のお一人がこの父親のことを「気持ち悪い」と言ってました。

僕はそれまで「ひどい毒親だな」と思う程度でしたが、気持ち悪いという感想は新鮮でした。

今風に言うと「今日はお父さんとデート」「今日は娘とデート」と言ってお出掛けする仲良し親子は問題ありませんが、(別の意図があったとはいえ)恋愛対象として自分の娘とデートするような父親にはやはり近親相姦っぽいイメージを持ってしまうんだと思います。気持ち悪いと感じるのは仕方がないかもしれません。

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