[映画][ベイジル・ラスボーン]『死の真珠』(1944)

ベイジル・ラスボーン作品2作目は『死の真珠』(The Pearl of Death)を観ました。

3年半前に一度観ていますが全く覚えていません。

今回から日本語字幕はオフにすることにしました。

「六つのナポレオン像」のアレンジです。僕は『緋色の爪』より好きです。宝石が盗まれる話はワクワクします。

海外旅行先で頼まれた荷物を国内に持ち込む! やってはいけないパターンですね。

おとぼけ役のワトスンが真珠を口の中に隠していました。「そりゃないよ」と思っていたら、2回も同じギャグをしていました。今回も相変わらずワトスンはボケを連発しています。

ホームズが一度ミスをしているところが面白いです。一度主人公が屈辱を味わって、そこから復活するわけです。

ホームズは考え事をするときにバイオリンを弾いています。高度な思考にリラックスは大事です。

ワトスンがちょっとした気付きに、「ユーリカ!」と言っていました。僕も使ってみたくなりました。

tea cosy(ティーコージー)が使われているのを見るのは初めてのような気がします。僕もイギリス旅行で買ったものを持っていますが、サイズが小さすぎて使っていません。

ホームズが電話で声マネをしていました。うまくてびっくりです。

ラスボーン・ホームズの作品一覧がネットでもすぐ見つからなかったので、作ってみました。Wikipedia などでちゃちゃっと調べたり、タイトルの定訳がないようだったりして、不正確かもしれません。一覧を作ったからこそ自分が年代順に観ていないことに気付きました。次からは順番に観ることにしました。

(1)1939:The Hound of the Baskervilles(バスカヴィル家の犬)
(2)1939:The Adventures of Sherlock Holmes(シャーロック・ホームズの冒険)
(3)1942:Sherlock Holmes and the Voice of Terror(シャーロック・ホームズと恐怖の声)
(4)1943:Sherlock Holmes and the Secret Weapon(シャーロック・ホームズ シークレット・ウェポン)
(5)1943:Sherlock Holmes in Washington(ワシントンのシャーロック・ホームズ)
(6)1943:Sherlock Holmes Faces Death(シャーロック・ホームズ危機一髪)
(7)1944:The Spider Woman(蜘蛛女)
(8)1944:The Scarlet Claw(緋色の爪)
(9)1944:The Pearl of Death(死の真珠)
(10)1945:The House of Fear(恐怖の館)
(11)1945:The Woman in Green(緑の女)
(12)1945:Pursuit to Algiers(アルジェへの追跡)
(13)1946:Terror by Night(闇夜の恐怖)
(14)1946:Dressed to Kill(シャーロック・ホームズの殺しのドレス)

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