ホームズ本の出版計画 2022

僕は物書きとして、1つのテーマをある程度のところまで研究したら最終的に本としてまとめる、というスタイルで活動しています。

シャーロック・ホームズに関しては自分で読書会を主催したことを本にまとめ、出版しました。

シャーロック・ホームズで読書会を開こう 〜ホームズ学入門&読書会運営論〜
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ホームズについて本を書くことは昔から夢だったので、本を出せたことでゴール達成です。でも、ホームズ物語とは子どもの頃から長く付き合ってきたし、まだまだ飽きることはなさそうなので、これからも本を書いていくつもりです。

今年 2022 年時点で考えている、ホームズ関連書籍の出版計画についてメモしておきます。

まず、短期的な目標としては、『シャーロック・ホームズで読書会を開こう』のポケット版を出したいです。

『シャーロック・ホームズで読書会を開こう』は大きな表を載せたかったので A4 サイズにしましたが、Amazon で出版しているもののちょっと同人誌っぽいルックとなっています。なので、A5 サイズ版でシャキッとした感じの本にするつもりです。デザインにももっと本気を出して、個人で出した本だとは見えないレベルのクオリティーにしたいのです。

写真が多いので単なるサイズ変更をするだけでも結構大変な作業になりそうです。表については思い切って削除し、ウェブで見てもらうということにする。ウェブだからこそできる、もっとインタラクティブな見せ方がありそうです。

2冊目はホームズの単語帳です。2018 年に自分でツイートしたことをまだ忘れていません。

ホームズで英語や文法を学ぶという本は他の方が出していますが、英単語帳という観点の本はなさそう。着眼点としては悪くないはずです。何ヶ月も掛かるプロジェクトになりそうですが、昨今は二次創作ばかりばもてはやされているなかで、あえて原典に集中して取り組むのは良い挑戦になりそうです。

とりあえずは以上の2冊を 2023 年以降に出版していきたいです。

出版は例によってセルフパブリッシングです。今は出版社に頼らなくても、個人で本が出せる時代です。僕のように執筆、校正、デザイン、DTP などすべて自分でできる人はいますし、それが無理なら部分的に他の人に手伝ってもらって出すこともできます。それに自分で作る作業は楽しいです。

ちょうど最近以下の記事を見つけました。チームだからこそできることもありますが、一方で他の人に任せると「自分ならこうするのに!」と不満が出てきます。それなら最初から自分で全部やりたくなるのです。僕は自分で考えてじっくり試行錯誤をしたい人間なのです。

埼玉・現代の名工㊥ 無線・有線通信機器組立工、千葉正昭さん 「宇宙時代につながる仕事も」 – イザ!
https://www.iza.ne.jp/article/20221123-YK6FB5PT3RPA7LWLHO7GSVKCEI/

大学院生時代は修士論文をそっちのけで映画館通いばかりしていました。論文は締め切り1ヶ月前から取り組み始め、1週間で書くという「神業」をやってのけました。当然クオリティーは低いです。でも修士論文面接で数少ない褒められたことは、誤植がないことと、デザインがうまいということでした。それだけ普通の人は誤植が多いしデザインがいい加減だということです。

僕の本は一人でやっているわりには誤植がほとんどないはずです。逆に普通に書店で売られている本でも誤植が多い本はあります。僕は昔から文章の間違い探しがうまいので、間違いに気付きやすいですし、繰り返しチェックもしています。

高校生の頃、参考書で見つけた誤植をリストアップし、出版社に手紙を書いて教えていたりしました(たまにお礼の手紙が来ることがありました)。気になっちゃうのです。

僕はいま自然と自分に向いていることを仕事にしていると気付きました。

新刊にご期待ください。

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