小規模ホームズクラブの魅力

日本シャーロック・ホームズクラブは世界のホームズクラブの中でも会員数が最も多いと聞きます。

一方で日本のホームジアン団体の数はかなり少ないのではないかと思います。

それに対してアメリカにはいろいろ団体があるようです。数が多いぶん、それぞれの団体会員数はそんなに多くないはずです。

僕はアメリカのようにたくさん団体があるほうに魅力を感じます。

僕自身ホームズ全集の読書会を開催したとき、大げさに「名古屋シャーロック・ホームズ研究会」と名乗っていました。多い回で 10 人が参加するほどの小規模な集まりでしたが、小規模ゆえに僕自身が好きなようにできましたし、あれこれ実験的なこともやりました。スベッたことも多くありましたが、学びも多くありました。もしこれが規模が大きい団体であれば、自由にできませんでした。

日本で小規模団体が増えないのは、日本人は大きい船に乗りたがる性質があるからではないでしょうか。

たしかに大きいからこそできることはありますが、今の時代、個人ができることがどんどん増えていますし、その個人個人が繋がるのも簡単です。活発に活動するホームズ団体の小グループがもっと出てほしいなと思います。

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