[読書メモ]『ストランド版 続シャーロック・ホームズの冒険』

p69
僕には他の人間が音を上げた事件でも解決できるという秘めた自信があったが、とうとう、それを実証するチャンスが来たのだ[。]

p70
ブライトンの要望と驚くべき才能からすれば__何ヵ国語も話せ、ほとんどどんな楽器でも演奏できる__彼がこんな立場に甘んじてきたのは不思議だが、ブライトンは現状に満足し、変化を求める野心がないのだろう。

p70
ブライトンはちょっと女にだらしがない。彼なら、ひなびた田舎地方では女を口説くのが朝飯前なのは想像がつく。

p81
「ほとんどの場合、ホームズの変な行動には計算があります」

p97
「公正な裁判は市民の責任です。無関係な人間などいません」

p86
推理の技術で一番大事なのは、数多くある事実から、本質的なものとそうでないものを見極めることです。

p134
君は若いし経験が浅いから、知らないかもしれないが、事件を解決したいのなら、敵視せずに僕に協力した方がいい[。]

p141
「彼とは長いつき合いだが」私は言った。「彼の行動には、いつも合理的な理由があったよ」

p141
私はよく知っているが、手がかりを失ったら、彼[ホームズ]はたいてい隠さず言う。一番無口になるのは、手掛かりがあっても、完全に確信がない場合だ。

p143
僕はこういうところで好みがうるさいたちで。

p144
「目が回ります」彼は言った。「お話を聞いて頭がクラクラします」

p148
のんびりとした生活をして、化学実験に勢力を傾けるのは僕の性に一番あっている。

p148
ワトソン、君も知っての通り、僕ほどロンドンの犯罪界に精通している人間は他にはいない。

p154
こっちは高級な旅行バッグを買って、通りすがりに各地の地方経済を活性化させながら、気が向いたときにルクセンブルクからバーゼルを通ってスイスまで行こう[。]

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