コナン・ドイルの親指の謎

去年コナン・ドイルの写真をツイートで紹介しました。

Pinterest で見つけた画像でしたが、以下の fineartamerica のページにもありました。

Sir Arthur Conan Doyle Photograph by Library Of Congress/science Photo Library
https://fineartamerica.com/featured/sir-arthur-conan-doyle-library-of-congressscience-photo-library.html

その時、親指を服に入れていることが気になっていました。

あの意味が分かりました。

『勝つための論文の書き方』(鹿島 茂;pp132-133)に、昔は肖像画を描かれる人のお決まりのポーズだったのだそうです。

おそらく肖像画の時代から写真が一般化する過渡期で、コナン・ドイルは肖像画の文法に従って親指を服のボタンとボタンの間に差し込んでいた。こういう推測だと納得します。

では肖像画で描かれる人がなぜ指を差し込むか。じっとしていて疲れるからでしょうか。

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